憎み疲れた。


憎み疲れたのでした


憎しみが義務のようになってしまっていて


わたしが憎まねばと思っていたり


感情を拾っていたり


感情に押し流されていたり




でも、


オプションBの本を読んでいたら



憎しみすらわたしのものにしてしまえば、


憎しすら貴重な財産だとしてしまえば、


やつらにわたしの


眩いばかりの憎しなんてくれてやらない


そんな簡単に憎しみなんてくれてやらない


そう思っていいのだと知った。