イチローの言葉。

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ゆの里から帰ってきて、

近所で食べた、さんまとしょうがの混ぜご飯がすごく美味しかったから


真似して作ってみることにした。

その間に、クリーニング取りに行って、

洗濯回して、溜まった洗い物洗って、

久々に家事とまではいかないけど

ちょっとした掃除ができた。



そしたら、炊き込みご飯が出来上がり、

味見。。。うん、微妙 笑笑

いや、まずいのか!?

久々にご飯を炊いて、あんなに器用に簡単になんでも美味いもんが作れた自分はどこかえ消え去り、


不器用な自分になっていた 笑

まずっ!!



でも、上出来すぎるほど上出来なんです。

これが今のわたし。

んで、走りたくなってジムへ行って

ちょっと運動。



一汗かいて、

休憩スペースにあるnumberという初めて読む雑誌に目がいく。イチローが表紙だったから。記者会見でのイチローの言葉がずっと残ってたんだよね。


確か、メジャーでの野球人生を振り返ってについて質問されて、


「日本の戦略的な野球はいい」


と、放たれた彼の言葉。



すごく頷いてしまうと同時に、

彼の症状を察してしまい、

胸がいたくなった。

インタヴューに答える彼の様子に、

わたしは確信的なものを感じてしまった。



そして目の前にある雑誌を開き、イチローのインタヴューを読み始めた。



ああ、あった。これだ。ここ。

そう、ここ。



記者:「イチローが去年、そんな自らの野球人生について、こう言っていたことがある。」


イチロー:「高いところへ向かって上っているのかってことで言えば、少なくとも山じゃない。だって、景色がすごくよくなった、なんてことないですから。絶景だなって思ったことがない。


違った景色には見えたとしても、上から見下ろしてる景色じゃない。そうやって比べるなら、高いところではなく、遠いところへ向かってる感じかな。でも、陸が永久に見えない。だからしんどい。先がみえないんだから、しんどいですよ」



「1994年、プロ3年目に柳木監督と出会って、レギュラーで初めて使っていただいていて、でも、この年まででしたね。野球が楽しかったのは、、、その頃から急に番付を上げられちゃって、それはしんどかった。


力以上の評価をされるというのはとても苦しいことなんです。だから、そこからは純粋に楽しいなんていうのとは、また違うんです。


「誰かの想いを背負うということはそれなりに重いことなので、そうやって1打席1打席に立つということは簡単なことではありません。だから、すごく疲れました。

一本、ヒットを打ちたかったし、期待に応えたいのは当然ですよね。」



「日本の野球が米国を追従する必要は全くない。日本の野球は頭を使う面白い野球であってほしい。大切にしなくてはいけないものを大切にしてほしい。」



彼は、一足早く世界へ飛び立ってしまった人。


日本人として。



彼が引退して、

そして何ともこのタイミングで、日本がようやく世界に出る準備が出来たような、

そんな幕開けを感じる。